2014年05月
2014年05月27日
このTR溝は素晴らしい技術だと思いますが精神的にも『別に芯で当たらなくてもいいや』って思えるので逆に芯で捉える確率が上がります。
最近はketschパターを使っていますが、とても気に入ってます。
昨日、家でスコッツデールTRのGRAYHAWKと打ち比べてみたら色々と感じた事がありました。
ketschパターはヘッドに直接削り出しでTR溝を掘ってありますがスコッツデールgrayhawkはインサートパターです。
実際のところ打感は結構違います。ただ、効果的には同じなのでPINGは特にどちらがどうとかって事にはふれてないようです。10球ぐらいずつ打ち比べましたが、削り出しのTR溝の方が打感は好印象でした。
カーステンTRも直接削り出しのTR溝ですがモデルによって(トップブレードの薄さ?)打感は異なりました。
このTR、慣れてしまうとこれが普通になってしまうほど自然に入ってくる技術ですが、しばらくTR溝の2本で練習した後に普通のパターに持ち替えると不思議と効果が体感できました。
このTR溝の面白いところはゴルフ場でラウンドしている時、人が持っているのを遠目でみるとスイートスポットだけ溝が深いので色が少し違って見えるんです。その陰影が『この人パターめちゃくちゃ練習してるんじゃないか?』って勘違いされます(笑)
もちろん、これはPINGのことを良く知ってる人には通用しませんが…(笑)
インサートでも削り出しでも同じ効果が得られるのは間違いないと思いますが個人的には削り出しの方が好きですね。
技術の進歩は、『これが普通』になってどんどん進化していくんだなぁ。と妙に納得しました。
2014年05月25日
今現在でもG25などはドライバー以外のフェアウェイウッド、ハイブリッド、アイアンなどがこの素材で製造されています。
17-4ステンレスは精密鋳造が可能なロストワックス法のアイアンヘッドで良く用いられJIS 規格ではSUS630と呼ばれています。とにかく硬く、ライ、ロフトなどの調整がほよんどできません。
鋼の中に、17% のクローム、 4% のニッケル、その他微量の銅等が含まれているそうです。長年使用していますが特に手入れをしなくてもほとんど錆びることがありません。硬くて強いので曲がったり破損したりしないですしスコアラインも減らないのでクラブの寿命は自然と長くなります。
最近、高級な地クラブの軟鉄鍛造アイアンのヘッド1つずつヘッドカバーをしている人をたまに見かけます。軟鉄鍛造はアイアンどうしが当たっても簡単に傷が入りますから大切にされているんだなぁと思います。(キャディさん泣かせですが・・・)
PINGのアイアンは全くそんな必要がないので、面倒くさがりな自分には向いています。
G25アイアン。顔がブサイク。でかすぎる。ソール広すぎる。グースすぎる。打感が硬い。ソケットが無いから構えにくい。初心者みたい。
マイナスイメージには事欠かないアイアンですが、1度使ってみることをオススメします。
『そんなこたぁどーでもいいや。このアイアンまじやべぇー!』
ってなります。間違いありません(๑≧౪≦)
2014年05月22日
少し休みを取ってゴルフに行ってきました。行ったのは太平洋クラブアソシエイツ白河リゾート。コース的には少しゆったり回る感じでしたがとてもいいコースでした。
先日、試しに組んでみたドライバーを打ってきました。
ラプチャーV2の9度。
シャフトはアッタス エレメンツMK6S
スペックは44.75インチで322g。
バランスはD1ぐらいです。
今回、シャフトのトルクにフォーカスしてシャフトを選びました。トルク値は4.5。で、どうだったかと言うと非常に振りやすいシャフトでした。振動数は270を超えてるので決して柔らかいシャフトではありませんが、柔らかく感じます。これは錯覚だと思いますが、コンパクトなヘッドのラプチャーV2をスイング中、ウチワを振っているような感覚になりました。いい意味で鈍感なんですね。トルクが大きくなると…
アバウトに振っていけるのに曲がらない。距離も出てました。ただ高地なので実際の距離より飛ぶ為、飛距離は参考にはなりませんが、曲がりにくいと感じたのは確かです。高トルクシャフトは特に左にきにくいような気がしますがヘッドの特性もあるのでシャフトの特性だけを調べるにはもう少しニュートラルなヘッドを打ってみる必要かあるかもしれません。
今回このドライバーでフルバックから4ラウンドして74.76.88.77とまあまあ良いスコアで回れました。
何年ぶりかに打ったラプチャーV2は久しぶりに打つとあまりの低スピン弾道に面食らいましたがいいドライバーですね。新しいi20やG25も低スピンですが次元が違う感じです。ヘッドスピードが48程度あってもロフトが9度なら少し気を抜くとドロップしてしまいます(笑)
いやぁ、シャフトは奥が深くて面白い。
しばらく、ドライバーはこのラプチャーV2でいってみようと思います。
今回、比較の為タイトの913D2とi20を持っていきましたがランも含めて1番飛んでたのがラプチャーV2でした。2008年に発売されたクラブですが、まだまだ現役で使えそうです。
ちなみに、このアッタス。調べると先月にUSPGAツアーのシェルヒューストンOPENで初優勝した、マットジョーンズが使っていました。タイトリストの913の1Wと3Wに挿してるようです。シャフトも現役バリバリですね。
高トルクシャフトは、特にフッカーの方は試してみる価値があると思います。
2014年05月17日
少し前にシャフトのトルクについてゴチャゴチャと書きましたが実際に自分が思う仮説は正しいのかを検証したくなりまして今回ドライバーを1本こしらえました。
今回はシャフトのトルク値(ねじれの大きさ)にフォーカスしてシャフトを選びたいと思って、色々なシャフトを候補に考えました。
ただ、実際にシャフトを探してみるとアスリート系のやや重量のあるシャフトでハイトルクなシャフトがなかなか見つかりません。昔、使っていたホンマゴルフさんのアーマック864というシャフトは片山晋呉プロも一時使っていてとても打ちやすかったのですが結構ハイトルクなシャフトでした。
なので純正シャフトも視野に入れて探してみようかと思っていた矢先・・・
見つけました!ハイトルクな使ってみたいシャフト!
アッタス エレメントMK!
日本では出てないシャフトですがUSではアッタスブランドで発売されています。普通にネットで買えるのでポチっと買ってみました。
スペックを見てみるとMK60のSでトルクが4.5!重さも68gでいい感じです。
シャフトが到着したので、重さを測ってみると70gありました。4Uみたいなコスメかと思っていましたが実際は、ラメも入って綺麗な黄緑色でした。
このシャフトを見た瞬間、入れるヘッドを決めました。
PINGのラプチャーV2。シャフトのコスメに完璧にマッチします(笑)G20を使う前に使っていましたがロースピンで曲がりにくい素晴らしいドライバーだと思います。
さて、どんな感じになるのかラウンドが楽しみです^^
2014年05月05日
ネオマレットパターが出るとこれは入るんじゃねーかと思って衝動買いしてしまう悪い癖。
今回は日本限定500本というオマケもついて気がついたら家にありました。
『PING KETSCH』 です。
このパターはNOMEやSYDNEYと同じような独立したラインですが最新のTR溝がヘッドに直接削ってあります。
仕上がりはとても綺麗で製品精度が高いのがわかります。PINGのネオマレットパターはオデッセイのそれに比べるとやはり少し劣るというか、オデッセイはこんなパター作らせたらほんと上手くつくるなぁと感心させられます。
ただ、このパターは少し印象が違っています。とても構えやすいしアライメントラインの太さが極太なのでバックスイングが引きやすいです。
これは拝借してきた画像ですがNOMEと比べるとアライメントラインの太さがよくわかります。
そしてタングステンのプレートが底に付いているので素人が打っても低重心なのがわかります。
早速ラウンドで試しましたが、なかなかいい感じです。非常に素直な良い転がりをします。打感は最新のカーステンTRなどに比べると少し硬い感じもしますが距離感は合わせやすいですね。
もう1つ今回思ったことは、長さ調整機能についてです。
長さを調整できるのはメリットですが、もうひとつ大きなメリットがあるんじゃないかと感じています。それは長さ調整機能があると手元の重量感が増してカウンターバランス効果があります。通常の33~35インチで使用する場合でも、長さ調整機能のあるパターを買うほうがストロークが安定します。考えれば調整するためにはシャフトという重量物が2重に必要なわけですから当然です。グリップが太くなるから嫌という方や長さ調整用のグリップ先の治具が気にならなければ、全然コチラの方がメリットがあると思います。
このKETSCHパターはオデッセイにも負けてない、いいネオマレットだと思います。
楽天では、まだ購入できるみたいです。